- 伝統と技を誇りに ~ほかにはない足元を~
- 日本有数のくつ下の産地、兵庫県加古川市。
播州平野の真ん中あたり、志方町という豊かな自然に恵まれたこの地で約半世紀にわたってくつ下づくりに邁進してきました。
創業当時から追い求めてきたのはいちばんの履き心地。時代とともに求められる「履き心地」は変わっていくもの。
研究を重ね、先進的な機能もプラスしながらこれからも新しい履き心地を作り続けていきます。
-
日々の研究の積み重ねが大切だと考えています
スポーツにおける動作性や高齢者向けの安全性など現代社会で足もとに求められる多彩な機能と長年追求してきたくつ下本来の履き地の良さ。これらをどちらも実現するために、感覚を数値化する貴重な着圧測定器を自社で所有し、また、プロスポーツ選手との協力体制を構築するなど、社内での研究開発がしっかり協力行えるように注力しています。
人の感覚や気持ちも生かす全員参加のエモーショナルな商品開発
お客様のニーズ、自由な発想、着実な研究を経て開発される当社独自の編み立て・構造技術を組み合わせ、さまざまな用途や目的を持った製品へとつなげていきます。
また、開発段階から年齢や性別、体型が異なる従業員が試し履きを行い、機能の効果や履き心地を確かめます。科学的データと共に人が実際に履いた感じを大切に考える当社では、全員で意見を出し合い、修正を繰り返しながら製品化、さらに自社ブランドの開発へと進めています。
- 改良を加えながら「らしさ」をつくる編機へ。
新たに開発した編み構造や短期の供給ペースに対応するため、海外製の最新型編機を順次導入。そこに独自の編み立てを実現するために社内で改良を重ねていきます。あわせて長年にわたり使われてきた日本製編機も稼働。年季の入った編機にしか出せない昔ながらの風合いも大切にしています。繊細で緻密な編み立てを要する<つ下の製造には、編機の構造が大きく関わることから、培ってきた編機に対する知識も当社の重要な技術のひとつです。
- 縫製は1ずつ丁寧に
くつ下の編み立ての工程の次は、つま先を閉じる縫製が行われます。1足ずつ人の手を介し、くつ下の厚さや強度によって縫製機を細かく調整。その仕上がり具合を丁寧に確認しながら進めます。
- 人の目と手で確実に、誠実に。品質へのこだわりは創業当時のまま。
製造後の検品・検針はもちろん、製造途中に編機を一旦停止して行う編みのヨレやホツレの確認など全工程を通じて、経験豊富なスタッフの目と手を介して何度も行っています。このような品質への徹底したこだわりは、創業当時のまま。何よりもお客様の信頼に誠実にお応えしたいと考える当社の方針はこれからも変わることはありません。